観霊院縁起

観霊院の由来

 開基は、終戦直後となります。
陸軍演習地を開拓として、入植。うっそうたる草木や熊笹が茂る未開の地に9尺2間の茅葺を住居とし、朝な夕な礼拝していました。
開墾にいそしむ日々を重ね昭和24年4月8日、
「我、大勢至菩薩なるぞ、この地を聖地と定め、人々の迷心の雲を払いのけてはくれまいか」
との菩薩の霊告を信じ勢至菩薩を奉安しました。
病める人、苦しむ人、悩む人々の心の支えとなるべく誓願を深く心に秘め青森、四国、高野山と行脚し精進を重ね、信徒とともに伽藍を建立しました。信徒の熱意溢れる力強い後押しや高祖弘法大師、諸仏諸菩薩の広大無辺のご加護とご法縁により八十五番札所聖観音様を迎え、さらに四国八十八ヶ所のお砂踏みも整えております。

観霊院年表

昭和20年9月1日現観霊院境内に入植
昭和24年4月8日白雲上金色の仏身を拝す
昭和24年12月12日大勢至観世音菩薩より左の胸に三つの霊宝を授けられる。
昭和25年1月4日1か月間水のみで寒水行を行う
昭和29年8月12日本堂建立

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